胸の腫れ・むくみ

胸部の中央には細長く扁平な胸骨と呼ばれる骨があります。そして12対の肋骨がありこれらの骨がおなかの中の臓器を保護しています。転倒などで胸を強く打ち腫れてしまうことがあります。腫れは負傷後数時間後に起きますが負傷直後急激に腫れが出る場合は要注意です。

日常生活から考えられる原因

1 転倒や衝突によるもの

肋骨は外力を受けやすい部位です。転倒などによって衝撃が加わり骨折や骨にひびが入ることがあります、強い衝撃を受けた際は内臓の損傷を起こすことがあり注意が必要です

2 加齢によるもの

高齢で骨粗鬆症のある方は激しい咳やくしゃみの衝撃で肋骨を損傷することがあります。それに反し、幼少時では肋骨自体が弾力性に富んでいるため骨折は滅多に起こしません。

胸の腫れ・むくみをともなう疾患

1 肋骨骨折

肋骨は生命維持に必要な臓器(心臓、肺など)を保護しています。交通事故や転落、コンタクトスポーツなどによって損傷されることが多く、単なる打撲から内臓の損傷を伴うものまで、重傷度の幅は広いです。ゴルフのスイングのやり過ぎなどにより疲労骨折することもあります。骨折した部位に痛みを生じ、上から押さえたときや呼吸や寝返りなどによって同じ部位の痛みが増します。意識がもうろうとしたり、息苦しさや口唇・手足の皮膚の変色(青黒くなる)がある場合は、内臓の損傷を伴うため注意が必要です。


監修:理学療法士 門脇 章人