膝の変形・ゆがみ

加齢により膝関節の軟骨がすり減ったり、スポーツ中などのケガによって変形やゆがみが出る事があります。また足をそろえて立った時に膝の内側に隙間が空くO脚や、逆に膝がついて足の間に隙間が空くX脚になっている方がいます。膝関節の変形の程度によって痛みや可動域制限などの症状が出てくることがあります。

日常生活から考えられる原因

1 加齢によるもの

加齢によって関節軟骨がすり減っていき変形していきます。
特に40代以降で年齢が上がるにつれて増加し女性が変形を起こすことが多いです。

2 体重の増加や運動不足によるもの

長年肥満であったり急に体重が増加した場合は、膝に負担がかかりやすくなります。また運動不足で筋力が無い場合にも、骨や靭帯に負担がかかり関節に影響を及ぼします、

3 生まれつき変形があるもの

生まれつきO脚やX脚の変形がある場合があります。自然に改善していく事が多い変形ですが、変形の程度によっては治療が必要なので幼少期から適切な治療をしてくことが大切です。また横から見た際に膝関節が弓のように反ったような変形(反張膝)をしていることがあります。この変形は膝関節前面に負担がかかりやすく、痛みの要因になります。

膝の変形・ゆがみをともなう疾患

1 内反膝(O脚)・外反膝(X脚)

一般に両足をそろえて立ったときに、膝の間に指2本分以上の隙間ができるものを内反膝(O脚)、内くるぶしの間に指2本分以上の隙間ができるものを外反膝(X脚)といいます。小児では、生理的な変形か病的な変形かの見極めが重要で、左右非対称の場合や片側のみの場合は病的な変形を疑いましょう。成人では、変形の程度により膝周りのストレスのかかり方が変わり、様々な疾患の原因になることがあります。

2 変形性膝関節症

長い年月をかけて膝の関節に変性が起こり痛みを生じます。体重の増加や膝をよく使う仕事によって膝への過度な負担が続いたことが主な原因だと考えられています。特に中高年の方で歩き始めや、正座やあぐらから立ち上がったときに痛みがある場合はまずこの疾患を疑います。進行していくと関節がむくんだり変形が強くなり、安静時にも痛みがとれず、歩いたりすることが困難になります。軽度な場合は、日常生活で膝に負担がかかる動作を減らしたり、膝周りの筋力を強化することで、痛みを軽減したり進行を遅らせることができますが、痛みや変形が強く日常生活に支障が出てくると、手術が行われることがあります。

対処法

専門家に相談する

原因が特定できないまま自己判断で無理に動かすとかえって悪化してしまう恐れもあり注意が必要です。
痛みが強い場合や痛みが続く場合は我慢せず、専門家の指示を仰ぐことをおすすめします。

痛みで困っている時、適切な解決方法を教えてもらえるのでまずは相談してみましょう。

⇒【膝の変形・ゆがみについて】相談できる院・施術所を見る


監修:理学療法士 門脇 章人

トレーニングで鍛える

もも前の筋肉を強化するトレーニング


回数:10回×3セット

STEP1:片脚を伸ばし、タオルを膝下に入れます。
STEP2:タオルを床の方向に押しつぶします。
STEP3:ゆっくりと力を抜きます。
注意点:背中が丸くならないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク

股関節の外側の筋肉を強化する運動


回数:10回×3セット

STEP1:横向きに寝て、下の膝は軽く曲げ、上の足をしっかり伸ばします。
STEP2:上の脚を斜め後ろに上げます。
STEP3:ゆっくりと元の位置に戻します。
注意点:足を体よりも前方で上げないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク

股関節の内側の筋肉を強化する運動


回数:10回×3セット

STEP1:横向きに寝た状態で、片膝を前方で曲げます。
STEP2:下の脚を天井方向へ上げます。
STEP3:その後ゆっくりと下ろします。繰り返し行います。
注意点:上げ下ろしの際に、膝が曲がらないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク